メタモルフォーゼの秘密【最新版】

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英語学習界隈でかなり話題の「メタモルフォーゼ」・・・その秘密を一挙大公開!

著者・監修者紹介

著者 鈴木健士 先生(すったけ先生)

英国立バース大学大学院修了。トフルゼミナール英語科講師・通訳者・翻訳者。(中略)「英文ライティングのパイオニア」と称されるその指導力で東京外国語大学や国際教養大学など難関大学への合格者を毎年多数輩出するほか、英検などの民間英語試験のライティングセクションで高得点を取る生徒が続出。著書多数。

監修者 ジェームズ・M・バーダマン 先生

アメリカ、生まれ。プリンストン神学校修士、ハワイ大学アジア研究専攻修士。早稲田大学名誉教授。「日本人の英語勉強法」など著書多数。 (いずれも本書より引用)

「一生涯使える英文ライティングの教科書が誕生」

こんな人に

「一生涯使える」ということは、どんなトピックにも応用可能のテクニックが詰まってる!ってことじゃないか? 

コレはお買い得だよね。自分はKindleで購入したから、外でのお仕事でも活用できちゃうし、って思ったら、もう即買いしたよね。

星4.8つ!!

なぜ星4.8つ?

▶︎その理由 「決して簡単ではない」

自分の場合、例文など最低でも3回は読んで、また、声に出さないと頭に入らず、内容を理解するのに時間がかかりました。超上級者にとっては、スッと頭に入ってくるかもしれませんけどね・・・

そのほかはもちろん大満足で、読後は「これで自分も上級者の仲間入りか!苦手な英作文ももう怖くないな!」と盛大に勘違いするほどでした!!(笑笑)

身近な話題・自然な英語

日常会話でも使える

大まかに言ってしまうと、主語を工夫することにより、「無生物主語構文」を作り、またそこから動詞を入れ替えて、どんどんスッキリと表現、つまり「引き締まった英語」にしていくプロセスを教えてくれているのです。

この「無生物主語構文」、日本語ではそれほど多くないのですが、実は英語話者にとっては、非常にわかりやすいものなのです。物事の「因果関係」をダイレクトに相手に伝えることができるため、英語話者にとってはイメージしやすいのです。

もちろん、英作文だけではなく、日常会話でも多用されていますから、この構文を瞬時に使えるようになるためには、まず「読んで」「理解し」「自分で書き」「自分で話す」、こういう学習の流れが必要です。

初見の表現・単語も豊富

恥ずかしながら、初見の表現・単語はいろいろあり、勉強になりました。すったけ先生は英国に留学されていたから、イギリス英語?だからかな?と勝手に思っていましたが、自分が無知なだけでした笑笑。

the uninitiated「初学者」
▶︎まさにお前だろ!と無知である事実を、改めて突きつけられたこの単語、もう忘れませんよ。

stand in stark contrast to「完全に異なる」=be completely different from
▶︎こういった「コロケーション」もまったく知りませんでしたね。敗北。学習できてよかった。

例文は高級紙・百科事典・文学作品

The Economist, The Guardian

上記、英国の高級紙からふんだんに引用した例文は、今後自分で新聞を読むときに大いに役立ちそう。

自分は恥ずかしながら、自力で高級紙を読める実力には達していないので、やはりすったけ先生の本でしっかりと勉強しないとダメだなと実感。

かといって、タブロイド紙(tabloids・大衆紙/The Sun The Daily Mailなど主にゴシップを扱ったもの)がスラスラ読めるのか?と言ったら、それもダメ。

実力がないと新聞なんか読めないよ。いつ読めるようになるのか・・・。自分みたいなこういう人、すぐ買って勉強した方がいいね。

Arther Conan Doyle

He came up to my room one morning, and plunged into business in an instant. 
( The Resident Patient シャーロックホームズシリーズ「入院患者」/ 本書より引用)

本書ではupのニュアンスを読み取る、というところで出てきました。upの意味合い、わかりますか?
知りたい人はこちら!↓

固定概念からの脱却

「文を引き締める」

①but, soを使わずに表現する
多くの日本人英語学習者は、単文を作って、but, soを使ってダラダラつなげていきがち。もうそんなことからは卒業しよう。

I had a voracious appetite, so...
→My voracious appetite enabled me to...(本書より一部改変して引用)

②「できない」を肯定文で表現する

I could not understand the story.
→The story defied my comprehension.(本書より引用)
▶︎defyか・・・コレも知らなかった。

日本人独特の思考から一歩前に

There構文で書きたくなるときに

日本人は「いる」という内容を表現したい時、すぐにThere構文を思い浮かべがち?コレってなに?中学校で習うから?

There構文、実は話題を変えるなどの時に使われることも多く、唐突に感じる場合もあるのです。ですからThere構文以外の方法を知っておくと、表現の幅が広がります。

There was a newcomer...  
→ the presence of a newcomer....(本書より一部改変して引用)

なるほどすぎて、ニヤニヤしてる・・・💡

オススメの使い倒し方

例文音読・写経

もうおなじみ、「例文音読」はおすすめだね。でも例文・コラムの英文など豊富だから、全部やろう!と気負わず、自分で「コレだけは毎日進める」と決める方が良いかもしれないですね。

例文を音読して噛んでしまうってことは、それは「内容」「文構造」を理解してないってことだよ。(自分に言ってます笑)

写経は自分よりももっと上級者の方々も、毎日取り組んでいるようです。英作文の本だから、書いた方が良いに決まってるんだけど、自分はまだやれてないな・・・Twitterでは、#メタモル写経 で検索するといいよ!

オンライン英会話の素材にする

コレこそ、最強の使い方じゃないか?と密かに思ってる。

英作文って「アウトプット」だから、その素材を「音読練習」後、「スピーキング練習」につなげると、会話の力までつくんじゃないかと勝手に思ってる。

実際、すでに4回も「コラム欄」の英文で試してみた。自分の場合、スラスラ読めるようになるまでに30回は読んだね。(文ごとに)

それくらいやらないと、オンライン英会話の予習にはならないんだよね。いまだにこんなふうに地味なことばっかりやってる・・・

まとめ


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