どうも、バリューイングリッシュ学長の堀場です。
当校ではニュースで英会話というCNN10を教材として活用した講座を開講しています。
このCNN10を教材に選定したのは、前身となるCNN Student Newsはアメリカの高校生向けに配信されており、ちょうど1級の勉強をしたり、1級の英語力を維持するのに良いレベルであることもポイントです。
選定の理由は大きく3つあり
1.音声教材がある
2.音声に対応する文字(スクリプト)がある
3.音声の長さが10分程度で毎日継続するのに負担にならないレベル
アメリカのサービスなので、夏休み、サンクスギビングのお休みは結構長かったりもしますが…
英検1級や準1級の学習での日々のボキャビルやリスニングの学習に活用するために、1つの学習方法を提案してみたいと思います。
がっつり学習する時は、
1)まずは普通にビデオを視聴します
2)分からなかった場所を日本語でいいので書きとめておく(ビデオの秒数でもOK)
3)まずは聞いた内容を元に、どんな内容だったかまとめを作ります
印象に残った部分があれば、自分の意見を書いてみるなど
4)次にスクリプトを見ながらもう一度聞き、分からない単語を調べていきます
知らなかった単語は書きとめておきます。覚える必要があるか?どうか悩む場合は、ALCの英辞郎で調べて、準1級目指すならLv8までは覚えましょう、1級ならLv12までです。
5)分からない文章や表現があれば、その文章をコピペして貯めておきます。(週に1回バリューイングリッシュで授業をとっていただいてるなら授業で講師に確認)
6)1つ一番面白かったセクションの1つのパラグラフを選びそのセクションの音声を発話(声に出して音読します)
7)3)で作ったまとめに追加したい内容があれば(例えば聞き漏らしていた)追記します
以上の流れで学習することで、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのすべてを学習することができると思います。一方でかなり学習時間を必要としますので、毎日続けるなら、この中から間引いて毎日20分など決めた学習時間でできる量に調整します。英語は毎日10分CNN10を聞くだけでもいいので、毎日やる習慣が大事です。
以上の流れで学習する中で活用できるツールは、
1つは、PCで学習されるならCromeをウェブブラウザーとして利用されているとWeblioのAddinを入れることでマウスオーバーすることで意味を表示してくれる便利なツール(辞書)を使うことが出来ます。
もう一つは、声を出して音読する時にスマホでGoogleの音声認識アプリを入れておき、言語設定を英語にすると発話して英語を練習する時に英語の発音をチェックすることができて便利です。
受講生の皆さんの学習の参考になれば幸いです。

名古屋大 物理工学科卒、米国の大学院にて原子核工学修士を取得(アメリカ留学)。20代はGEやBCGといった一流外資企業で語学力を活かし外国人のエグゼクティブへ英語でのプレゼン経験も多数有。理系でありながら、実用英語技能検定1級、TOEIC980点、IELTS7.5点。著書: 一生食える「強み」のつくり方
今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する「学び方」のノウハウには定評がある。