ライティングの学習アドバイス1

各種英語資格対策

今回の学習アドバイスは、「英語で書く」です。

前回は、「多聴」と「精聴」について書かせていただきました。
リスニングではとにかく大量に聞く事、じっくり分析しながら聞く事の両方が大事。その具体的なやり方について書きました。

「英語が話せる」とは、英語で反射的に自分の伝えたい意志を表現できるという事です。このためには、「たくさん話す事」(累積経験)と「発話できる表現を増やす事」(表現の種類)の両面が大事だと考えます。

「たくさん話す事」はバリューイングリッシュを活用いただければいいとおもいます。

そこで「発話できる表現を増やす」ためには、どうするか?ですが
表現に幅がないと話になりません。発話するには、まず「知らない」と話にならないのです。

ぱっと瞬間的に口から出てこないと会話では使えないのは事実です。しかし、じっくり考えたら出てくる表現の幅を増やしておくことは大変重要で、これには書くという練習が最適です。「話す」を事を「実践」とするなら「書く」ことはある意味で「練習」です。

「書く」ときは時間をかけていいので、え~~~っとあんな表現あったな。。どうやってかくんだったかな?とで推敲きるので、時間をかけたアウトプット練習ができます。思ったことをどんどん書き出すことから、じっくり推敲しながら書くまでアウトプットの時間を自分でコントロールできます。(相手が目の前にいる会話ではこういうわけにはいきません。)辞書を引いて例文集から表現をパクる事だって可能です。

つまり「書く」というプロセスでは、少し時間をかかってもアウトプットできるので、反射的に表現が出てくる一歩手前を練習できます。実際に書いてみることで、手持ちの表現のコマを増やしていけるのです!

書くことは、じっくり1つ1つの表現をモノにしていく練習をするということです。ただひたすら話す練習をしているだけでは、表現の幅を増やすのが難しい場合も多いのです。

英語圏への留学のための英語力を測定する試験であるIELTSのスピーチ試験では、4つの評価項目の1つにFluency & Coherenceというものがあります。

書く練習をする時には、まずはメインポイント、そして詳細の説明という英語のスピーチの作法どおりの流れになっているか?等、1つ1つの文章の精度だけではなく、全体の内容のまとまりや構成についても英語の作法どおりに出来ているかを評価されます。

これも書いたものならあとからじっくり検討が可能ですよ。これ、日本人とっても苦手で日本語で書いてもらっても実は出来ていない人が多いんですよ。簡単に言うと結論が先、その後に説明という書き方です。

次回、では実際にどう練習すればいいのか?便利なツールを紹介する予定なので楽しみにしていてくださいね。

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