6月の英語学習アドバイス -話すベースとなる大量の英語インプットの方法とは?

学長堀場英雄の考察

【6月の英語学習アドバイス – 目指せ100万語!多読学習で英語力アップ(SSS多読)】

 

仕事で使える英語力を考えた場合大事なのは、以下の二点

  1. 英語での情報収集能力
  2. 英語で伝える力(プレゼン、会議での発言)

New York Timesを朝日新聞のように読めるようになったら嬉しくないですか?

今日はそんな自分に近づくために、SSS多読という学習方法を活用した英語での情報収集能力強化のお話です。

 

SSS多読の詳細は本家のHPに任せますので以下を参考にして下さい

http://www.seg.co.jp/sss/learning/index.html

 

多読が日本人にお勧めなのは練習量が絶対的に足りてないから

日本人が一番足りないのは、スピーキングの練習量とリーディングの累積経験です。

英文を読んだ事があるのは中学、高校、大学で訳しながら教科書程度の方も多いのではないでしょうか?

 

多読学習では、大量に量をこなします。簡単な英文でかまいません。

なぜこれがいいかというと、TIMEやCNNではもちろん難しい部分はあります。しかし、記事は分かりやすく伝えてなんぼです。

つまり多読学習で良書をたくさん読み基礎力をつける事が大事で、基礎部分の処理能力がダイレクトに英文読解能力に効いてくると考えられます。

 

SSS多読では以下のようなコツが示されています

 

多読三原則

  1. 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)

  2. 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)

  3. つまらなくなったら止める (1、2の原則で楽しく読めない本は読まない)

 

1と2は一見分かりにくいですがとても理にかなっているんです。

9割以上理解できる本を想像してみて下さい、例え1つくらい分からない漢字や単語があってもその本の内容の理解を妨げる事はまれですよね?

この日本語と同じ感覚で読める本で量をこなすのが大事です。分からない単語があっても予測する能力を養えるからです。

 

これをしようとすると7割程度の理解度では補完が難しくなるので、9割程度理解できるレベルまで思い切ってレベルを下げる事が大事です。

簡単なレベルから挑戦する事で分からない語彙は補完・予測し、読むだけで実力がアップするを実現するのです。だから1、2のポイントは理にかなっていると思います

 

量の目安としては100万語、100~200時間です。1時間に1万語読む計算になりますがおよそ1分で160語(160WPM)読めれば1時間で1万語です。

160WPMというのはCNN Student Newsで200、VOA Special Englishで100WPMくらいですので読む時はこのスピードで読めるレベルの書籍までレベルを下げておく事が大事です。

 

もうひとつ大事なのが読んでいて楽しい事。面白くなければ続きません。100時間が苦行になってしまいます。

私は個人的にはペンギンリーダーのシリーズが大人には面白いと思います。

 

例えばパイレーツオブカリビアンなら興味わきませんか?

PENGUIN READERS 3 “Pirates of the Caribbean” Dead Man’s Chest

http://amzn.to/1mkG1VS

 

スピードと理解率(9割)を下げないように、少しずつ書籍のレベルを上げていき100万語を達成します。

この学習法をするとTOEICの長文対策にももちろん効果的です。

 

多読はお金がかかってしまうのが問題

多読は大量に本を何冊も読むのでお金がかかります。特に低いレベルはそれこそ20分でよめてしまいますが、1冊500円はするので結構な費用です。

多読の本を売っている本屋で立ち読みが解決方法の一つですが、もうひとつは図書館です。SSS多読でも図書館マップがあるので活用して下さい

http://bit.ly/kxuXXK

 

多読と合わせてじっくり英文読解をやった方がいい場合

読むだけで英語が読めるようになるをうたう多読ですが、もちろんそれも不可能ではないでしょうが高校生時点で英語が苦手だった方、

もしくはTOEIC600点無い方は合わせて英文読解の高校生向け参考書を学習されると良いと思います。

 

英文を読む時は、一番の基本は主語、動詞を抑えることです。

 

これが無意識でできるようになっているような人は必要ないかもしれませんが、

そうでない場合やはり成人はある程度理論を修得しておく必要があります。

 

あまり良い例ではありませんが、例えば英語は語順がとても大事で日本語はそれほどでもありません

(a) I gave her a pen.を (b) I gave a pen herとやると意味をなしません。(2)は間違いです

でも

(1) 私は彼女にペンをあげた、(2) 私はペンを彼女にあげた、(3)ペンを彼女にあげた

(1)~(3)は同じ意味ですよね?

 

これを考えてみると日本語は単語⇒文にする時構造の役割を担うのは、

私は 彼女に ペンを あげた。 は、 に、 を 等です。これで主語や目的語等判別しています

英語は giveという動詞がきた瞬間に give O1(~に) O2(~を)という語順の枠組みが決定されます。

また、主語の明示が大事ですので主語、動詞をおさえてかつその動詞が決定づける語順を知っている事が重要になります。

 

こういう文法の学習は、高校の参考書が値段と質的に最高にバランスがいいです

例えば代ゼミの英文読解入門。50テーマですので1日2テーマで1カ月完了できます。

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