【英検®️1次対策】英文解釈Code70

おすすめ書籍

ちょっと前からかなり話題になっていたこちら英文解釈Code70、ついに手に入れて読了!(まだ1回目・・・)英検®️1級長文読解対策にもすごーくおすすめです。(なかなか骨太ですよ)

著者について

杉村 年彦(すぎむら・としひこ)先生
TOEIC L&R 990点満点取得。第2回英語講師オーディションファイナリスト。

同志社大学在籍時、薬袋善郎氏の『英語リーディング教本(研究社)』を手にとったことで英文解釈の奥深さを知り、1年間大学へ行かずに英文解釈に没頭した結果、留年をした経験がある。大学に入ってから英文解釈の価値と楽しさを知った経験があるがゆえに「生徒には大学に入る前の時点で、きちんと知識を身につけてほしい」との想いが人一倍強い  (Amazonさまより引用)

黄リー教・青リー教でお馴染みの薬袋善郎先生の教義??から英文解釈の奥深さを知ったとは!自分は青リー教育ちですが、確かにその教義?を基礎にして、よりわかりやすく、旧帝大・難関私大の過去問を使いながら説明してくださってます。まずは読んでみていただきたいですのですよ。、

こんな人に

・難関私大・旧帝大の英語対策をしたい人
・複雑な英文構造を正しく読み取りたい人・構造分析がスキな人??
・英検®️1級長文読解対策をしたい人  ←NEW!!
しょーこ
しょーこ

一口に「難関私大」「旧帝大」って言われますけど、出題されている問題のレベル、みたことありますか?相当難しいですよ。このレベルの英文、どうやったら攻略できるのでしょう。それは・・・

「英文の構造を正確につかみ、書かれている内容を正しく理解する」

 

これ一択です。

もちろん、英文は前から順番に読んで、内容を理解することが基本です。しかしながら、中学校で習得するいわゆる基本的な英文で示されているような「語順」になっている文ばかりではありません。それどころか、難関私大、旧帝大で出題されている長文で設問になっている部分は、この「語順」が変形??(いわゆる倒置や文の要素の移動)している文が多いのですよ。まずは読んでみてほしいと思います。

構造分析が好きな人・・・こちらの人は勝手にやってください!(自分はどちらかというとこちら側の人になりたいので、ゴリゴリ苦しみながらやっています笑)

また、もちろん英検®️1級の長文読解で「なんとなく読めるんだけど、正解できないんです。」という方に最適です。

厳しいことを言いますが・・・

「なんとなく読める?」=「全然正しく読めていない」

これは自分の経験上、真だと思っています。
何度も1次試験に失敗した自分、まったく読めていませんでした。

敗北を認め、文法の基礎から叩き直す!ことが大事です。

この書籍は基礎を固める書籍ではありませんが、準1級レベルのお力がある方なら、取り組んでいくことが可能です。

本書の特徴

積読本が山ほどある中の人、このCode70ももちろん大いに気になっていました!まず積読本を読むべきでは・・・とは思っていましたが、我慢できず購入!(Kindle)

ズバリ買って正解!

もっと早く買っていてもよかった本に認定です。(2024年7月発売でしたから、1年近くも機会損失してしまった・・・ということになりますね。)

見開きで読めるので読みやすい!

勉強するときに、使いやすさ・見やすさは大事。自分は集中力がないので、使いずらい書籍だと、すぐに嫌になってしまいます・・・(もうそんなこと、そろそろ卒業しなきゃとは思っていますが・・・)

見開き左側にクイズがあり、右側に「黒板」での解説があります。

難易度の高いクイズは、右側を隠して、がっつり食らいついて?取り組むことができますよ。
自分はわからないと悔しく、30分以上クイズの問題文を睨んでいた問題もたくさんありました。
「連鎖関係代名詞」のクイズは、40分ほど頑張ってましたが、ついに断念・・・最初は解説を読んでもピンと来ずでした。(やはり理解力がないのだな・・・泣)その後、次の日も何度も読んで、なんとか理解できました。

そんな感じでどんどん読み進め、49講で再度「連鎖関係代名詞」が登場!
「お?これはもしかして連鎖では?」と気づくことができ、一気に幸せな気持ちに!(超単純)

恥ずかしながら、自分の文法レベルは、こんな感じ。まだまだ修行中です・・・

しょーこ
しょーこ

上記、杉村先生のコトバ、響きますね・・・慶應大学の入試で出題された文を攻略するもまずは「基礎」ですよ、「基礎」。

耳が痛すぎる・・(やっぱり頑張ろう!と泣きながら?自分を励ましました)

Codeにより、試験での再現性を高めることができる

しょーこ
しょーこ

実は、上記As X as SV「〜だが」ですが、旺文社さまの「文で覚える単熟語(文単)英検1級」の中の、あるパッセージに出ていることを思い出しました。(“California Strawberries”)

学習者には難易度が高い?との判断からか、脚注で説明が加えられていますね。こちらでは文頭のAsが省略された形でしたので、より難しく感じました。自分は脚注を見る前に、自分で調べて解決し、なんとか正しく理解できました・・・(フー危ない危ない・・・)

そして今回、杉村先生のCode70で再度確認・・・
やはり1回読む・問題を解くだけではダメで、構文の理解を進めるには、たくさんの文を読み、同じ構文に何度も触れて慣れていく必要があるということですね。

60講まで読み終わり、「おお!あと10個で終わるぜ!」と意気込んで次のページに進むと「え?」

「Code一覧表」が目に飛び込んできました。
「え?Code70じゃなかったけ」

ハイ、実は自分の勘違い・・・急いで目次を確認すると、ありました。「英文速読のSecret Codes」
こちらはコラム(読み物?)のような感じで、問題と問題の間に、項目立てされていました。
これらSecret Codesは、問題の合間にすべて熟読していました。

英文の構造分析には時間がかかるわけですが、実際に試験中にダラダラ時間をかけることは不可能です。
そこで速読をするためのtipsが10個もある!ということなのですね。
特に、Code9「読む前に出典をチェックせよ!」が刺さりました。

アウトプットする時の注意点もわかる

しょーこ
しょーこ

これは知りませんでした・・・(恥)
英語のpunctuationについては、厳密な縛りがある、という認識でしたが、話し手が相手に情報を伝えるときの「音」をコントロールするためのcommaなのですね。

言葉は音声がプライマリーだと思います。音声での情報伝達、そしてその表記方法についても学ぶことができました。

まとめ

・難関私大・旧帝大の英語対策をしたい人にもちろんピッタリな本
・複雑な英文構造を正しく読み取りたい人・構造分析がスキな人にはすごく楽しい本
・英検®️1級長文読解対策をしたい人にもおすすめできる有用な本   ですぞ。

タイトルとURLをコピーしました