1次試験に合格したら次に待っているのは2次、スピーキング面接試験です。
2次試験は面接官1名との対面試験で、時間は約6分です。
面接官から渡される「面接カード」を使ったQuestions No1,2,3に受験者自身の意見を問うNo4とNo5の5問で構成されています。
ここでは面接試験の流れと評価基準について、実際の面接で使える表現をいくつか交えながらご紹介していきます。
目次
1・面接の流れと詳細
①入室
②挨拶
③黙読
④音読
⑤Question No1
⑥Question No2
⑦Question No3
⑧Question No4,5
⑨退室
2・評価基準
3・まとめ
1・面接の流れと詳細
①入室
指示かあったら入室、面接官に「面接カード」を手渡し支持に従って着席します。
②挨拶
面接官による氏名と級の確認の後、簡単な挨拶をします。
(例)Hello, good afternoon
面接官によってはこの後に How are you ? など、少しコミュニケーションを取る場合もあります。
(例)Q. How are you ?/ How do you feel today?
I’m great!
I’m fine, and you?
I feel good today
I’m little nerves but I’ll try my best
更に午前のテストの感想やどうやって会場まで来たのかなど、コミュニケーションが続くこともありますが、ただ単語で答えるのではなく会話を意識した返答を心がけるとよいです。
③黙読
面接官から50語ほどの文章と2つのイラストが描かれた「問題カード」を受け取ります。
与えられた20秒の間に、文章部分を黙読します。
④音読
面接官の支持があったらタイトルを含めて文章を音読します。
⑤Question No1
音読した文章についての質問に回答します。
質問はほとんどの場合 How/Why で始められます。
(例) How → By ~ (~ によって)
Why → Because ~ (なぜならば~だから)
ここで質問が聞き取れなかったり意味が理解できなかった場合に、面接官に聞き返すのは減点対象にはなりません。
(例) Could you say that again please?
Sorry, could you repeat that?
⑥Question No2
「問題カード」の1つ目のイラストについて、できる限り詳しく説明するよう求められます。
イラストに描かれている全ての人物について、どのような人物が何をしているのか説明していきます。
注意点としては、各人物がイラスト内で何をしているかの説明になるので、現在進行形の形で回答するということです。
主語が複数形の場合、現在進行形のBe動詞に注意が必要です。
⑦Question No3
「問題カード」の2つ目のイラストについて、登場人物の状況説明を求められます。
ここでは登場人物が置かれている状況を説明し、続いてなぜその状況なのか原因や理由を述べていきます。
イラストの説明を終えると、面接官から「問題カード」を裏返すよう指示があります。
ここからの面接は「問題カード」を伏せたまま進められます。
⑧Question No4,5
面接官から受験者自身の意見を問う質問されますので、回答します。
No4は「問題カード」のトピックと関連した内容の質問です。
No5は日常生活に関連する質問です。
回答する際はまず賛成、反対など自分の立場を明らかにします
回答に対して面接官からさらに根拠や説明を求められるので、述べていきます。
ポイントとしては接続詞をうまく利用する事です。
複数の根拠をつなげたり、さらに掘り下げた理由を述べて行く際に接続詞が重要になります。
(例) Because / So / By / And / But / Also
⑨退室
試験終了後は「問題カード」を面接官に返して退室します。

2・評価基準
英検公式サイトのよると準2級の評価基準について、「日常生活の話題についてやり取りすることができる」とあります。
2次試験面接では主に応答内容や情報量、発音、文法、語法に加えて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点から評価されます。
ですから回答がすぐに思い浮かばなかったり、質問が聞き取れなかったり理解できなかった場合も黙ってしまってうのではなく、積極的な態度を示すことが重要です。
適切な聞き返しは減点にならないと公式サイトにも記載されています。
以下は回答に詰まってしまった場合に少し時間を稼ぐ、使えるフレーズです。
Well…
Let me think…
Let’s see…
3・まとめ
以上英検準2級2次試験面接について詳しく紹介してきましたが、最後に攻略のポイントをとして
「積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲や態度」を示す事です。
質問が聞き取れなかったり意味がわからなかった場合などに黙るのではなく、積極的に聞き直したり、時にはわからなかった部分に対して質問するなど、積極的な態度を示すことは評価につながります。
また考えがまとまらず回答に時間がかかる時は、少し時間を稼ぐ使えるフレーズなどで対応できます。
英検の2次試験面接は、過去問題を繰り返す事で、ある程度回答のパターンがつかめるようになります。
大切なのは日頃からコツコツと練習し、試験の傾向を掴み、英語力と自信を養う事だといえます。
公益財団法人日本英語検定協会 英検バーチャル2次試験 こちらのページで流れの確認ができます。
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