英検®️対策というと、過去問・練習問題などで「短期間の対策」に走りがちではありませんか?
今回は、じっくり「多読」という観点から長文読解対策を進めてみました!
結論1
極めろシリーズ(リーディング)は買い。

解説が詳しい
ネットでお気楽に購入したのですが、届いてびっくり!もうね「鈍器」レベル。笑 家に体重計がないから、どうしても重さは計れない・・・残念。

本当に厚っ!これは自分には無理では?と思ったものの、高かったしな・・・(2冊で5280円だったからね)腹を括ってやりました・・・(もう元が取れるかどうか?みたいな、しょーもない自分・・・)
なぜ重いのか?それは説明が詳しいから。
問題文4ページに対し、解説が16ページもあるんですよ。(一例)
段落ごとの「概要」も説明してくれているので、正確な理解が進みましたね。(これってもしかしたら、要約問題対策にも使えるかもしれないね。)

英語の文章は、段落ごとに明確に内容が異なる場合が多いのですね。ですから、読んでみて「一体何を言わんとしているのか」をつかむこと、が正解に辿り着く道のりとも言えます。
アプリ利用でゲーム感覚
英語学習の味方、Abceed(エイビーシード)で、どきどきしながら英文に向き合えるってすごい。

Pro(朱書き・右肩)マークがついていないコンテンツは、無料です。(ラッキー!)
コンテンツによりますが、マークがついていても、音声だけなら無料というのもあります。


推奨時間が表示されるので、ドキドキ! マークシートで回答するので、鉛筆要らず。
SーCBTはパソコン画面での受験だから、紙面ではなく、モニターなどのみで回答できるスキルも上げておく必要があるので、これって、いいのかも。(いや、すごくいいんだよ。)

実は自分、これまでは紙・タブレットに書き込んで読んでいくスタイルだったのですが、こちらで練習してみて、書き込む・書き込まないというスタイルの違いは、それほど正答率に影響しないな、と感じ始めました。
そもそも以前に比べて、読解力が上がってきた(少しはね!)というのもありますが、英文の構成を読み取るのに慣れてきた?というのもあると思います。
終わった後の使い方
音読素材として、使い倒す。
長文を読み、問題を解きながら思ったこと・・・それは、「この長文素材、本番の長文の『論理展開』に慣れるためにとても使えそう!」ということ。
長文を読む時
①それぞれの段落での主張
②段落と段落のつながり方 ←「論理の筋」=Logical thread と言います。
③文章全体での主張
を捉えることができれば、ほとんどの英検の問題は攻略することができると思います。(とはいえ、自分はまだまだ完璧ではないのが悲しい・・・)
そこで!!
この問題集の長文は一度問題を解いており、内容を把握しています。(復習必須だけど)
このようにすでに内容を把握している英文を「通して読む」ことで、英語の文章というものの論理展開を理解できるようになるのでは? これはやるしかない。
英文一つ一つの「読み」にとらわれていると、段落ごと・文章全体での主張を捉えることが難しくなりますね・・・(多くの方が陥りやすい部分だと思います)
問題だけ解いて、それで終わるのはもったいない。(本当に自分、ケチだから・・・)使い倒せば、費用対効果が高くなります。(効果が感じられるところまで音読は必要かもだけどね・・・)
多読進捗状況
多読初心者の自分、自分の読解レベルより2段階くらい下げたものから、原書までさまざまなものに挑戦しています。
こちらがこの記事を書いている(2025/8)時点での記録です。長文がすごーく読みやすくなったと実感するようになりました!それがこちら!

結論2
英検長文問題で正解できるようになる!
理由① 長文への耐性(心理的な強さ)がつくから
英検上位級の長文読解問題をみた時に「うわー・・長いよこれ」「これは読めないな・・・」などと感じたことはありませんか?真の上級者でもない限り、ほとんどの受検者が感じることではないでしょうか。
もちろん自分もその一人でした。英検に合格した時も「こんな読みで合格したなんて実はショックだわ・・・」と心の中で苦しんだものです。
そこで!というわけではありませんが、2025年1月頃から本格的に「多読」をスタート。「多読」が英語力向上に役立つ、ということを聞きつけ、自分の読みレベルよりも2段階くらい下げたtitleから原書まで、自分がおもしろそうだな、と思うtitleを手当たり次第読んでいきました。
2025/8現在、やっと60万語を超えまして、100万語が遠くに見えてきました!笑笑
そして、他にも見えてきたものがこれ!
それは「長文に対する耐性」です。
つまり「あーあ、長文読むの嫌だな・・・」という気持ちが消えたということ。
このことを言い換えると、「読む量が圧倒的に足りてなかった」ということではないでしょうか。
高校で学ぶ英文法が一通り頭に入っている人は、文法書・参考書などから早めに卒業して、「多読」「読む量を増やす」ことをやってみてはいかがでしょう。
理由② 一定の文章の内容を脳に保持することができるようになるから
こちらも「多読」をスタートしてから感じられるようになりました。
英検の長文は、一つの手法として「段落ごとに読み、内容をつかむ」ということが挙げられます。
そこでまず、1段落目を読みます。「ふむふむ・・・そういうことね。」と・・・
次に1段落に対応すると思われる設問・選択肢を読んでみると・・・
「わからない!!」
1段落の内容をつかんでいたはずなのに、正しい答えを選ぶことができない!泣泣
結果として、何度も何度も本文を読むハメになり、時間が足りなくなってしまう・・・
ところが多読を始めてから、このような状況が少なくなり、正解を選べる頻度が上がっていることに気づきました。
もちろん、多読によって英語力全体の底上げが進んだこともあると思います。
しかしながら、多読によって、書かれている内容を頭の中に保持(イメージ化?)できるようになってきたことが大きいと感じています。
まとめ
・極めろシリーズ(1級・準1級リーディング)はおすすめできる教材である ・英検対策と一緒に「多読」もすすめることによって、長文問題の正解率が上がる

「多読」の効果については個人差があるとは思いますが、ぜひやってみてくださいね!
また、「多読」仲間も随時募集中〜!
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英検1級(2018-1)★1次合格まで15回以上受検 ★1次合格後2次連続4回不合格 ★1次から出直し3回目で2次合格★合格までにessay118本書きバリュー講師から徹底的にフィードバック・発話練習を受ける★地方観光パンフ日→英などなど★英文法・長文読解など現在も猛烈学習中★
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