日本とニュージーランド、2つのバックグランドを持っているニキさん、日本に帰国後、フリーランスの通訳者/翻訳者として活躍されています。そんなニキさんが新世代を表している英単語を100こ紹介してくれています!英検®︎対策にぜひどうぞ!
著者について
キニマンス塚本ニキ 翻訳者・ラジオパーソナリティ。東京都生まれ。ニュージーランドで育ち、オークランド大学映像メディア学専攻。大学卒業後、日本に帰国し、国内外の社会問題に幅広く関心を持つようになる。現在は報道番組コメンテーターや雑誌のコラムニストとして活躍中。

この書籍で扱われている語は、今現在、私たちの社会でリアルに使われている語ばかり。語そのものの説明とともに、背景説明があるから、熟読して「使える」ようになれば、英検でもバリバリ使えると思いますよ。ただ、比較的新しい語ではあるので、自分の言葉で説明ができるようにしておいた方が無難。逆に言えば、説明できる力もつくってことね。とにかく読んでいて、実際の場面が思い浮かぶから、納得納得、って感じですよ。
5つのカテゴリー
これって、まさに英検1級対策にぴったりじゃない?カテゴリー別にスピーチをつくって疲れているあなた、この本を読んで、少し頭を休めませんか?いいアイディアも浮かぶと思いますよ。
- 環境
- 政治・経済
- 文化・社会
- 健康・ウェルネス
- テクノロジー
特に使えそうなのはこれだ!

英検1級2024-3の2次面接で出題された?と噂の「食育」問題・・・こちらは我々の生活に直接関連しているので、このトピックを選んだ人が多かったのでしょうかね?
食の問題は、日常的な事柄すぎて、あまりよく考えたことないかもしれません。しかしながら、食の現場でのテクノロジー、よく考えればどんどん進んできているようです。ファミレスではロボットが配膳しているのもごく普通の光景となりました。自分たちには目に見えない部分(食材の流通など)においても、テクノロジーが進み、効率化が図られているようです。

自分、イラストが好きなんですよ。表紙から全部ね。それに、単語を覚えるのって、音声+イメージ化がすごく大事。文字情報だけで覚えるよりも、その定着率は圧倒的。(英検対策していた時の体感で、全然データは無いよw)


「いいか、お前たち!絶対ここで体を横にはさせないからな!」というベンチ、見たことありますよね。あれですね。なるほどhostileで表現できるのですね。日本語では「排除建築」とも呼ばれているなんて、知りませんでした。排除って何を排除?もうお分かりですよね。


これ、本当に気をつけたいこと。無意識のうちに、他の人を属性によってあげつらっていることがあるかもしれませんよね。言葉には充分気をつけないと、知らず知らずのうちに大切な人を傷つけてしまっているかも・・・気づいたら友達がいなくなってしまうかも・・・英語で表現できるようにしておくと、もちろん資格試験でも有用ですね。(ただし、どんな意味であるか、説明できるようにしておく必要はあります。)
アプリ対応
アプリmy-oto-moはGakken提供の音声再生アプリ。今やアプリ対応がありがたい、というかもうデフォルトだよね。自分、音声アプリ対応じゃないと絶対教材買わないもん・・・(ひとりごと)
いい時代になったね・・・昔はネイティブの音声なんて、なかなか手に入らなかったんだよ・・・(年齢バレる?)



✖️1.0 をタップすると、再生速度を変えることができます。0.25倍刻みなので、使いやすい!普段、YouTube動画では0.75倍を選択することが多い自分、こちらの音声は、非常にクリアなので、1.0倍でOKでした。
トークセッションがすごい!
竹田ダニエルさんと、様々な社会問題について英語でトークしています。もちろんナチュラルスピードだから、最終的に目指すのはここだよね。聞くだけじゃ自分のものにならないから、どんどん真似して話して、自分の意見が言えるようになったら最高だね。というか、英検1級・準1級合格を目指すならこれができるようにならないとね。(自分もまだまだダメなので、一緒に頑張るよ。)
- ソーシャルメディア、どんな時シェアする?誰をフォローする?
- テック業界で何が起こっている?
- テクノロジーは気候変動を止められるか?
- 若い人たちの恋愛事情
- 政治について情熱的?それとも無関心?
- 働き方について ハッスルカルチャーの終焉?

こんなふうに見開きでスクリプト&日本語訳があるのがウレシイ!初めはスクリプトを見ずに何度か聴いて、内容についてほぼほぼ理解できたら、スクリプトを確認すると良いですよ。(聴けてたつもりでも細かいところがぜんぜん正しく聴けてなくて、いつも凹んでます・・・)

「テクノロジーは気候変動を止められるか?」・・・実はこのトピック、自分英検1級2次試験で選んだトピックだったのですよ。今でも忘れない!(でも何を話したかはすっかり忘れたw)
英検1級で出題されるトピックは、現在人々を取り巻く「社会課題」ですからね。
おまけ

クイア(queer)+ ポリアモリー(polyamory)であることをカミングアウトしているニキさん・・・性自認(gender identity)を含め、彼女の全体像を知ることは、この社会を構成している私たち人間の多様性について、少しだけですがうかがい知ることができそうです。
queer・・・ヘテロセクシュアルでない人々およびシスジェンダーでない人々を指す総称。元は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などの意味を持つ同性愛者に対する侮蔑語であったが、20世紀後半から戦略的にあえて自分達をクィアと呼ぶことで権利を主張していき、現代では肯定的な意味合いを持つ言葉に変化した polyamory・・・関与する全てのパートナーの同意を得て、複数のパートナーとの間で親密な関係を持つことまたは持ちたいと願うことを指す
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英検1級(2018-1)★1次合格まで15回以上受検 ★1次合格後2次連続4回不合格 ★1次から出直し3回目で2次合格★合格までにessay118本書きバリュー講師から徹底的にフィードバック・発話練習を受ける★地方観光パンフ日→英などなど★英文法・長文読解など現在も猛烈学習中★
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