英検準1級ライティング対策

英検®準1級ライティング 対策コース

    この講座はこんな人にぴったりです

  • ライティングを短時間で仕上げ、合格のための得点源にしたい
  • 「内容」「構成」「語い」「文法」の全評価項目で合格点を取りたい
  • 実践練習で様々な「内容」に対応できるようにしたい
  • 「構成」の評価項目で合格点が取れるエッセイの「型」を修得したい
  • 「語い」「文法」での自分の「間違いの癖を把握し改善」したい

カリキュラムの目的

このコースは、英検準1級1次試験合格のためライティングセクションを得点源とできるように、英語ライティングの基本的な「型」を身につけ、語い・文法のシステマチックなミス(癖)を把握し、短時間でエッセイを書き上げられるように設計しました。
受講生の中からは前回はライティングで散々な結果だったにも関わらず受講後の再チャレンジでは満点を取得して1次試験合格を果たすなどの実績も多数あります。


カリキュラムの理論及び背景

日本では本格的な英語教育改革が進んでいます。その一貫として、英検®協会が実施する実用英語技能検定も4技能をしっかり測定できる形式に変更されてきています。

学長の私の意見としましては、これは非常に重要な改革であり、またより実用的な英語力向上に向けた有意義な改革であると認識しています。英検®1級、通訳案内士、IELTS 7.5、TOEIC980点と基本的にありとあらゆる英語試験でほぼどのアメリカの大学院でも留学可能な英語力を持っておりますが、今回の英検®の改定を私なりに分析すると、よりグローバルな試験に準拠する形を取っていると考えております。具体的には、英検®協会が受託実施しているIELTSに近い形です。これは日本の外に出て勉強したい人にとっては非常に喜ばしいことです。なぜならIELTSなどのグローバルな試験は1回2万円以上の受験料がかかるからです。英検®準1級にはIELTS6.0相当の英語力を求められますが、準1級は10,700円(2021年5月現在)とリーズナブルに受験できます。

バリューイングリッシュでは、学長が認定する形で講師を選抜し ライティング対策講座を受けもらっています。採点基準は主にIELTS 7.0以上を基準としています。ライティングの添削チームは中東の学生のIELTSのエッセーも担当している実績があります。

カリキュラムの効果

1セット5問、8セット以上を用意しております。様々なテーマでのライティングを練習していただきますので、ライティングのスキルアップが期待できます。

こちらから提示したトピックだけでなく、ご自身で過去問などを用いて書いたエッセイも受付可能となりました。ご希望の場合は、お申し込みの際に備考欄にてお知らせ下さい。

講座受講前に必要となるスキル

英検®2級以上、英検®準1級レベルにチャレンジできる英語力

講座受講期間の目安

ライティングは直前に短期で改善するものではありませんので、出来る限り3~6ヶ月の期間をかけてしっかり対策されることをおススメします。

ライティング対策講座の進め方

1.お申込(このページの下部からお申し込み可能です)

2.事務局より送られてくるURLにコピー&ペーストしてエッセイを提出 ※お手元に必ず原稿を残して置いてください。
エッセイ作成時は、Windowsのメモ帳など、自動スペルチェックの入らないエディタを使用してください。
3.土日を除く3営業日以内(提出翌日を一日目と計算)に講師よりフィードバック(評価、添削)を送付
※フィードバックは日本語ではなく英語となります。

例:月曜日の23時に提出→木曜日に返却
火曜日の午前0時に提出→金曜日に返却
土曜日に提出→水曜日に返却

※ライティングの課題提出は、申込みから1年後までが期限となります。

(ご注意)ライティング対策にはお試しはございませんのでご注意ください。添削サンプルをご希望の方はこちらのページをご覧ください。

【手書きにて提出をご希望の場合(画像提出)】
手書きで作成した文章を画像で提出可能です。こちらを選択した場合、画像ファイルをメールで提出していただきます。
なお画像データ提出後、こちらでテキストに変換させていただき、上記と同様にフィードバックを送付させていただきます。
※追加料金が発生いたします(下記価格表参照)

エクスプレスサービスのご案内

英検®直前対策として、1回のみのエッセイ添削サービスをご用意いたしました。
エクスプレスサービスでは、提出した翌日にフィードバックを送付させていただきます。(22時締切、土日は除く※) 翌日にフィードバックが返せなかった場合は全額返金させていただきます。

※エクスプレスサービスの受付は、21時59分までさせていただきます。
22時以降は翌日分受付となりますのでご注意下さい。

月曜日の21時59分に提出→火曜日に返却
月曜日の22時に提出→水曜日に返却
金土日曜日21時59分までに提出→月曜日に返却


料金・回数

コース名 問題数 料金 問題1つ
あたりの料金
 
【通常】英検®準1級ライティング対策
テキストデータ提出
5 5,980円
(税込み)
1196円
【特訓】英検®準1級ライティング対策
テキストデータ提出
受験まで2ヶ月以上ある人にオススメ!
15 14,800円
(税込み)
986円
英検®準1級ライティング対策
手書き(画像)データ提出
5 7,980円
(税込み)
1596円
英検®準1級ライティング対策
エクスプレスサービス
1 1,980円
(税込み)
1980円

お客様の声

中学生の子どもが今回お世話になりました。前回の試験では、writingが11点だったのですが、バリューイングリッシュさんの英検準1級向けの添削を受けて今回14点。一次試験に合格することができました。提出課題→フィードバックの繰り返しの添削が大いに役立ちました。
始めは、多くの添削schoolがある中、どれぐらい効果があるか未知数でしたが、「まず3回」は、試しやすかったです。(注:現在5回)観点別にアドバイス、コメントいただけるので、取り組むたびに気付きがあり、子どもも励みになったようです。機械的でなく人間味あるコメントが入っていて、親近感をもって見直しをしていました。
こちらがメールでお願いをした内容にも、臨機応変に対応してくださり、安心感がありました。フィードバックの連絡をしてくださる担当の岩田さん、お世話になりました。

英検準1級は、今年の6月と10月の2回受験し、2回目でなんとか1次試験に合格することができました。
驚いたのは、リーディングとリスニングの正答率が1度目より下がっていたにも関わらず合格したことです。
前回と大きく異なったのは、ライティングが満点だったこと。少しの訓練でこれほどまでにスコアが上がるのかと驚いています。
私の場合、合計9本の文章を添削していただきましたが、初回に55分かかって書いていたのが、9回目には15分で書けるようになっていました。
バリューイングリッシュの添削指導以外でのライティング対策は全くしていません。
色々調べて迷うより、バリューイングリッシュを信じてアドバイス通りに書いたことが良かったのだと思いました。
続きはこちらから

英検のエッセイをどのように対策をとってよいやら困っていた時にバリューイングリッシュさんをネットで見つけ駆け込んだのですが、本当に的確な指摘をしてもらい、かつ例文などではなく息子の文章に合わせて修正し、付け足すところもアドバイス頂いたので、添削していただく度に考えが浮かぶスピードや文章の内容も向上し、どう書いてよいかわからないと言っていた息子も、自信をもってエッセイに取り組むことができました。
直前まで丁寧にみてもらえたお蔭で、writingは750点満点をもらうことができ、本当に息子と喜んでいます。
続きはこちらから

>>お申込みはこちらのフォームから

10分で「学び方」が分かる「英検準1級ライティング」対策・攻略法

英検®準1級ライティング対策虎の巻 from Hideo Horiba

まずはじめに、準1級のライティングの概要(どれだけの時間で何をすればいいのか?)というとこからはいって、次に、全体の構成や型のお話をさせていただき、最後にパラブラフを構成する1つ1つの文章に関することと言う流れで解説していきます。

1. 準1級ライティングについて(概要)

1.1 求められていること
英検準1級1次は筆記だけで90分の長丁場です。
しかも、それに加えて30分のリスニングの試験もついてきます。最近、バリューイングリッシュでも英検準1級、1級に挑戦する小学生の子たちがいますが、もう小学校で120分の試験を受けられる集中力があるだけでスーパーキッズですよね…

参考までに、英検の公式サイトから試験の内容を引用しておきます。
1.2 時間配分について
90分の筆記試験の中でどう時間を配分するかは合格を勝ち取るために結構大切なポイントです。
私は、ライティングに20分時間を確保するのがおすすめだと考えています。もちろん、他のセクションで時間を節約できればもう少しライティングに時間を割く方法もありますが、20分+/-5分くらいで時間を配分してみてください。
ライティングに20分時間を配分する場合は、以下のイメージです。
1) 内容の推敲に「2.5分」(ほぼ時間がないので、キーワードから文章を練る。「型」は練習しておく
2) 執筆に「15分」
3) チェックに「2.5分」 (練習を通じて見つけた癖などを重点的にチェック:時制・三単現etc)

2. 構成と要素

英検協会の問題見本を使いながら「構成とその要素」について、パラグラフの基本構成とその要素(イントロ、ボデー2つ、結論)に分けて解説していきます。
2.1 書き方1:パラグラフの構成
以下の問題見本を見ていただくと、”Agree or Disagree”(賛成?反対?)と意見を求められていること。
なぜ、あなたはその意見なのか理由も述べてね!ということが要求されているのが分かります。

このまずは「賛成?反対?」あなたの意見は?ということについて自分の意見をしっかり言えることは英語をツールとしてコミュニケーションを取るには非常に大切なスキルです。
「分かりません・知りません」は日本人だと潔いと思う方もいる方がいるかも知れませんが、これは最低の答えで(間違っていてもいいから自分の意見を伝えようとする姿勢が大事)、分からないなら分からないなりに自分の意見を最大限表現することが必須です。
英作文の練習をする時もこの「英作文の心(=自分なりの意見を最大限工夫して伝える)」を大切にしてください。
そして、きっとこれができれば満点間違いなしと予想されるサンプル回答の構成がどのようになっているかを見てみましょう。

英検準1級のレベルのライティングは、守・破・離のプロセスでいくとまずは「守」が大切となる学びの段階です。つまり基本を忠実に守ること。

以下にある通り、満点相当と思われるサンプル回答も英語ライティングの基本構成を忠実に守っています。それは、イントロ+ボデー1+ボデー2+結論の「型」です。

まずはなによりもこの「型」通りに書けるようになることを大切にライティングの練習に取り組んでください。
2.2 書き方2:パラグラフの各要素(イントロ)
次に4つあるパラグラフを1つ1つ見ていきます。1つ目がイントロダクションです。

以下のスライドにある通り、イントロのポイントは2つです。
1) 必ず自分のスタンス・主張(賛成・反対)を明確にします(赤字部分)
2) 次のパラグラフへのつなぎ言葉やテーマの背景について1文入れます(準1級では例のようにつなぎ言葉を1つ覚えて常にそれを使う:ピンク字部分)


対策の時間がない時は2)の部分は極論するとバカの1つ覚えでも大丈夫ですが、やはり「実用英語」を高めるという観点から2〜3個くらいは完璧なパターンを修得しておきましょう。
いずれにしてもパターン表現をすばやく使いこなせることが大切です。私はそれが実用英語だと考えています。
2.3 書き方3:パラグラフの各要素(ボディ)
次に第2、3パラブラフのお話をします。
ここでも、「ボデー」というパーツの「型」があります。

以下にあるとおり、4つのポイントがあります。
基本的に大切な骨子は、「理由(Topic)を明示」して、「その詳細(Detail)の説明を付記」することです。これはPREP という有名な型の、つまりPoint, Reason, Example, PointのReason & Exampleの部分でもあります。
ボデーの基本の方は、「Topic Sentense」+「Supporting Detail(※より詳細にはDetail+Concluding sentenceに分けられる)」

【ボデーを書く時の4つのポイント】
1) Firstly, secondly等パラグラフの頭に構成を示すつなぎ言葉を入れる
2) Topic sentence: 4つのトピックから選んだものについて理由を明示
3) 分かり易さ重視で、トピックから選んだキーワードは必ず入れる
4) Supporting detail: トピックセンテンスを経験や例などでサポート


上記ポイントを踏まえた英文がどのような文章になるかは以下のスライドを参考にしてください。ご参考までにポイントとの紐付けを(数字)で表記しております。
これに続いて、3つ目のパラブラフ(ボデーその2)ですが、こちらは基本的な型は1つめのボデーと全く同じです。
違うのは、「内容」です。ボデー1+2で自分の結論(Agree or Disagree)をしっかりサポートできていると内容の得点も高得点になると考えられます。
2.4 書き方4:パラグラフの各要素(結論)
最後となる4つ目のパラグラフは、結論です。

【型のポイント】
以下のスライドにある通り、
1) 解答例のようにパラグラフの頭に結論を示すつなぎ言葉を入れる(ピンク字部分)
2) イントロでも触れたが、再度自分のスタンス・主張(賛成・反対)を明確にします。


ここで、1)についてはパターンをいくつか押させておくことでミスなく表現できます。
こういうパターンで対応できるところは不要な文法ミスをして減点されることのないようにしっかりマスターしておきましょう。
お気に入りの表現のストックを増やす観点でパターンをマスターされると良いと思います。
時間がない場合は、ここも「バカの1つ覚え」作戦でいきましょう。
バカの一つ覚えというと聞こえがわるいかもしれませんが、鬼滅の刃のキャラクターの善逸も1つの技を極めていますよね。そういう対応方法も大切なことです。

2)については、可能であればイントロと同じ語彙を使わずにパラフレーズします。これは1級レベルでは必須になってくるので、同じ単語を繰り返し使いまくらないようにしましょう。
もちろん、パラフレーズが不適切にされていると同じ単語を使っているよりも場合によっては減点される可能性もあると思います。自信がない時は無難に安全策を取るのが吉です。
これで構成に関する解説はおしまいです。次に構成要素となる1つ1つの文章を解析してみましょう。

3.1文ずつの英作文について

英検準1級で満点が取れるような文章はどのような難易度の単語で書かれていて、どれほど難しい文法をしようしているのでしょうか?「語彙」と「文法」のレベルを見ていきたいと思います。
3.1 求められる語彙の難易度
最近は非常に便利な解析ツールがたくさんあるんです。
もちろん、満点と思われる英検協会に掲載されているサンプルアンサーも解析できてしまいます。その語彙レベル解析の結果がこちら(以下のスライド)
解析結果から分かることは、3つです。
1.基本の語彙(ほとんどは3級レベル)ですばやく・間違いなく文章を作る力を鍛える
2.そのためには、瞬間英作文の反復練習
3.VOAの記事をまとめる練習をすると良い


英検準2級相当の語彙で96%なのです。これはどういうことかというと、英検は手書きですので、スペルミスをしないようにしないといけません。
どの単語をどの範囲でしっかりスペルを覚えますか?そう、この基本2000〜3000語彙をノーミスでスペルが書ければ96%でノーミスを実現できるのです。
これめちゃくちゃ大切なポイントで、手元に3000語彙のリストを持っておいて(準1級の人からすると超基本単語)のスペルをざ〜〜〜と試験前に確認するんです。
なので、日頃からこのリストを持っておいて、苦手なスペルを把握しておくと良いです。
3.2 求められる文法の難易度
サンプル回答で使用されている「文法」はどうでしょうか?

以下にある通り、平均すると1文あたり23ワードなのです。
文章を接続している語彙を見ると関係代名詞や等位接続詞などの基本的なものがほとんどです。
中学3年生までの文法で十分カバーできるレベルと考えて良いでしょう。
求められているのは基本的な語彙と文法を使いこなしサクサクと英文を組み立てるスキルです。
>>お申込みはこちらのフォームから

文責

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