英検準1級合格者のMaikoさんに、以前リーディングのポイントを教えてもらいました。今回はリスニングのポイントです!
まず初めに:準一のリスニングは二級と比べて一気にレベルが上がり、私は初めどうすれば良いのか分からず途方にくれてしまいました。会話のスピードも速いだけでなく3セクションそれぞれ問題の出し方も内容も全く違い、とても難しかったです。特にセクション2の長文問題は特に苦労しました。基本的にセクション1,3の内容は日常会話に近いものなので、段々と慣れていきそれほど苦労はせず、最終的には楽しいと思える余裕が出てきました。しかし長文問題は歴史上の人物だったり経済に関する事だったりと内容を把握するだけで、何回も聞き直さないといけないくらいでした。
TIP NO.1 : 長文問題は絶対最初から最後まで理解しようとして聞かない
リーディングの時と同様に、私はすべて理解しようとしていました。そしてEmz先生から、相手が一番伝えたい事は何なのかにフォーカスすると良いとアドバ イスをもらい、全部聞くのはやめてBecause, HoweverそしてThereforeなどの言葉の後にくる文章に重点を置き集中して 聞き取りました。そうすると、ほとんど内容を掴めなくても問題につながる重要なポイントは掴めました。
TIP NO.2: 常にシャドーイングをする癖をつける
シャドーイングは英文を見ずに耳だけに頼り、相手が言ったことを真似して発声するリスニングの訓練法です。これは本当に効果的でした。なぜなら、自然な英語のリズムや微妙なイントネーションが身に付き、より発音がネイティブに近づくからです。初めは全くついていけません。しかし、ついていけないのは必ず理由があるので(単語や会話のスピードなど)それが何なのかを自分で見つけ、大変でも何回も繰り返しやり直すとその効果がすぐ分かると思います。
TIP NO.3: なるべく日本語の訳は見ないようにする
私はなるべく英語は英語で理解したかったので、
1、英文を聞く(最低3回)
2、3回聞いても分からなかった所を英文を見て確認する
3、わからない単語があったら調べノートにメモしておく
4、もう一度英文を聞く
という感じで勉強していました。
最後に: 基本的に準一のリスニングは、普段良く使うような日常会話です。なので私は、ただ勉強するのではなく”これは会話で使えそうだな”とか”すごい便利なフレーズだな”と思ったら、メモしてスピーキングも同時に強化しました。試験勉強だと思いながらやると、いつか絶対嫌気がさしたり飽きたりすると思います。だから私は、これを全部聞き取れるようになったらまた英語のスキルがあがる!!とワクワクしながら取り組みました。結果的に、リスニングの勉強は楽しかったです。
Maikoさん、ありがとうございました。準1級受験者の皆さん、ぜひMaikoさんの学習方法を試してみて下さいね!

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