こんにちは。梅雨のない国に移住したいコバシです。
今回はちょっとIELTSの話題から離れて、筆者コバシについてお話をさせて頂ければと思います。
そうです。唐突に自分語りを始めます。(笑)
ただただ経歴を箇条書きのようにお話しするのも味気ないので、今回は“コバシの英語遍歴”と“英語習得方法”をお届けできればと思います☆彡
マレーシアのインターナショナルスクールで人生が一変
コバシ、もともと英語コンプレックスが半端ない人間でした。
中学より、父の仕事の関係でマレーシアに移住し、今は日本におりますので、いわゆる“帰国子女”です。
でも英語なんてからっきしで、最終的に英語の成績Fail(落第)するほどでした。
英語がもとからできない上に、苦手意識をこじらせて勉強もしないというへそ曲がりっぷり。
そんなコバシがどうやって自分なりに英語を習得していったのか、そのきっかけなどを少しお話できれば…。
前置きが長くなりましたが、ゆるーい記事ですので、気軽にご覧くださいませ。
―Kobashi is a very quiet student―
マレーシアへの渡航当初、コバシは現地にある日本人学校に入りました。
フツーに英語をABCから学び、フツーにテストでは20点台をとり、のほほんと生きてました。
しかし、親の任期が伸びることが決まり、私も現地のインターナショナルスクールに編入することになりました。
私の海外人生はここで一変することになります。
「Kobashi is a very quiet student」
「コバシはとても物静かな生徒です」
実際に学校の成績表に書かれた担任のコメントです。
当時これを見たコバシの両親は爆笑しておりました。
お世辞にも、そんなもの静かな子ではなかったので…(笑)
なぜ、こんなコメントが書かれたのか。
当時のコバシは英語を話すのが怖かったんです。
話しても伝わらない、間違えたらどうしようという不安があり、英語に対する恐怖心が強かったのです。
しかし、戦々恐々とカタコト英語を話す私でしたが、優しくしてくれた友達のおかげで、無事に楽しい学校生活を過ごすことができました。(今考えてもありがたい。)

あっという間に6年という月日が流れ、英語コンプレックスを解消できないまま、気が付けば日本に帰国する頃です。
そこでコバシは新たな英語の壁にぶち当たります。
―You are okay with singing and dancing, but…―
日本に帰国をしたコバシは、東京都内にあるインターナショナルスクールに編入をしました。
そこで目にしたのは、生粋のバイリンガル集団でした。
ハーフの子がとにかく多く、生まれた時から日本語+外国語(主に英語)の子たち。
本当にビビりました。こわかったー(笑)
もうコバシは開き直って、笑うしかありませんでした。
選択科目はできるだけ英語を使わなくてよいもの(体育や美術)を選び、楽に生きていこうとしてました。(←今でもこの時勉強しておけばよかったと心底思います)
そんなある日、学校主催のミュージカル公演を見に行くことになりました。
そこでコバシは衝撃を受けたのです。
「こんなすごい世界があるのか!!!」
舞台の上はまるで別世界。
みんな輝いて見えて、それはそれは今でも印象に残っています。
そして、英語コンプレックスを抱えていたはずのコバシでしたが、ここでなぜか
「来年は自分がこの舞台に立つ!」
と思いました。
若かりし頃のコバシは思考がワンダフルだったのです。
そして翌年、本当にその足でオーディションを受けに行ったのです。
メンタルもワンダフル。
選考は歌と踊りと演技。
一通りやり終えたコバシに、演出家はこうコメントしました。
「You are okay with singing and dancing, but your dialogue is not good enough.」
「あなたの歌と踊りは良いんだけど、セリフはイマイチね。」
そりゃそうです。
その場で渡された台本の意味、分かってなかったもの。
Interpretationの意味、分からなかったもの。
ワンダフルメンタルのコバシとはいえ、それなりに凹みました。
結果としては、Ensemble(Principalと呼ばれるメイン所ではなく、町の人Aみたいな感じ)として採用してもらえました。
高3というラストチャンスだったので、情状酌量の余地ありと判決が下ったんだと思います。
しかし後に、この舞台での経験がコバシの英語習得に大きく影響してくるとは、当時は思ってもみませんでした。
―I want to go to college…―
舞台を無事に終えた高3の夏。
世の中はいよいよ受験シーズンでした。
国内組と国外組に分かれ、周りが慌ただしくなる中、ここでもコバシは受験のこともふんわり考えておりました。
本当に、どこまでも能天気だったなと思います。
結果から申しますと、
秋入学、全部落ちました。
そ、そりゃそうですよね!!!!
日本の一般教養をほぼ受けていない上に、要であるはずの英語もおぼつかない。
そんなの帰国子女じゃない!
大学受験に失敗して、初めて危機感を持ちました。
「大学…いきたいな…」
こうして、コバシの英語猛特訓生活が始まるのでした。
―Okay, we are dating. so what? Don’t make a big deal about it!―
お待たせいたしました。
ここからいよいよ、エセ帰国子女だったコバシが、英語コンプレックスを打ち破った英語勉強方法をお伝えいたします。
秋受験失敗後、友人の紹介でとある英語塾に通い始めました。
そこでの勉強方法は目から鱗でした。
• 過去問で分からなかった単語をひたすらメモに書く!
これだけだったのです。
時間も1日2時間という短さ。でも、毎日授業はありました。
継続は力なり。
結果としてこの積み重ねが、3か月ほどでTOEFLの点数30点アップに繋がりました。
さすがの先生もこれには驚いていましたねぇ(笑)
そして、塾から帰ったコバシが午後に何をしていたのかというと…
当時母とハマっていた海外ドラマ。
午後に母と一緒に日本語で見て、夜中に一人で英語音声・英語字幕で見直す。
こうすることで、日本語でこう言いたいときは、英語だとこうなるんだ!と頭の中で神経衰弱のようなことが出来るわけです。
そして、極めつけは!
嘘かと思うかもしれませんが、ガチです。
かなり恥ずかしいので、一人の時にやることをお勧めします。(笑)
ですが、これはかなり効果がありました。
発音だけでなく、イントネーションや英語的スピード感も身に着けることが出来ます。
そうです。英語劇で演じることの楽しさに味を占めたコバシは、そのまま演技を通して英語を勉強してしまえばいいんだ!と思ったのです。
その時のお気に入りだったセリフが
「Okay, we are dating. so what? Don’t make a big deal about it!」
「認めるわよ、私たちは付き合ってる。だから何?大げさにしないでよ!」
これを言っている女優さんがカッコよかったんです(笑)
残念ながらこのセリフを使う機会はなかったのですが、今でも覚えているので、当時の自分には相当インパクトが強かったのだと思います。
これらの勉強を続けること数か月。
秋入学に失敗したコバシは、その次の春入学には無事に希望の大学に受かることが出来ました。
―さいごに―
いかがだったでしょうか?
英語習得法というほど大したものではないですが、お伝えしたかったのは、
私のような英語コンプレックスの塊だった過去を持つ人間でも、最終的にはアメリカの税関で「Are you from California?」と聞いてもらえるような英語レベルまで上達できたのです。(えっへん⭐︎)
ですから、絶対にどんな方でも、英語を身に着けることはできると確信しています。
英語習得にはまず
• 分からない単語はメモメモメモ
• 海外ドラマを日本語と英語で2度観る
• 好きなセリフを感情を入れて言ってみる
特に4番は、いかにネイティブのセリフ回しに近づけるかがカギです。
今回は少しフランクに、かつ違ったアングルでお送りさせて頂きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次回。
コバシでした。

バリューイングリッシュは英検1級を中心に英語資格対策に強いオンライン英会話学校です。少数精鋭のスキルの高いフィリピン人講師と一緒に英語のレベルをアップさせましょう。