
梅雨はイヤだけど、その先の夏はもっとイヤ。
こんにちは。9月まで詰んだ、コバシです。
ご好評(?)にお応え致しまして、前回に引き続き、“やってみたシリーズ”をお届けしたいと思います。
第2弾は、苦手な方も多いのではないかと感じるReadingです!
かくいうコバシも一番苦手かもしれない…
Readingに関しては、AcademicとGeneral Trainingでは内容が異なります。
より受験者が多いかな?と思いますので、コバシはAcademicのReadingに挑戦です。
前回のリスニングやってみた記事はこちら↓
コバシなりに思う攻略ポイントもお届けできればと思います☆
この記事をご覧いただいている貴方も、ぜひ一緒にチャレンジしてみてください!
後半は問題の解説も加えておりますので、答え合わせも一緒にぜひ!
では…Here we go!
―IELTS Academic Reading概要―※IELTS公式サイトより筆者一部要約
(Readingの概要は、以前AcademicとGeneral Trainingの違いをご説明する際に記載しておりますので、ご参照ください。)
以前も書きましたが、Academic Readingは
→60分以内に3つの文章を読み、40問の問題に答える。
つまり、1問20分!
この時間制限を守って、やっていこうと思います。
果たして、1問目の問題の要点をコバシは掴むことが出来るのか…
―IELTS Sample Test Practice 1―
今回もサンプル問題はIELTSの公式サイト内より引用しております。
こちらのページからご覧いただけます。
Readingの場合は、問題用紙のPDFファイルが掲載されており、1問1ファイル。
ファイル内の構成は、1ページ目は文章、2ページ目は問題、3ページ目に答え、という風になっていますね。
では、さっそく…
ポチッ

どひゃーーーー文章量ーーーー!
(一生懸命、精神を落ち着ける…)
そして問題を見る

この問題の種類はMatching Features。
つまり、問いに適当な答案を当てはめるというものです。
文章の量についつい気負ってしまいそうですが、問題のスタイルを見ると少し情報整理が楽になりますね。
ホッとしてます、コバシ。
ポイント①
まずは問題(設問)の内容をしっかり把握すべし!
本文読む前に問題読みましょ。
狙いを定めていかなくては…時間ないもの… (; ・`д・´)
では、今から20分!
Ready…Go!!!
…
…カキカキ
…
はいっ!
終わりましたー
所要時間…
10分!!
結果…
4点中…
4点!!!!
やったーーーーぅわーーい!!( *´艸`)
…
問題を解き終えて、コバシある事に気が付きました。
この練習問題、設問が4つしかない!
そうです。Academicの問題は3つの本文に対して40問あるはず。
10分の1問しか今回解いていないのです。
本来の所要時間6分!!!
10分とかかけすぎじゃ!!!
…(・∀・)
ポイント②
文章に対して何問問題があるのか、全体で把握すべし!
本文3問に対して、それぞれ何問ずつ問題があるのか。その全体像を見て、ペース配分をする必要があると思いました。
いや、勉強になる…(ガチトーン)
―IELTS Sample Test Practice 1 問題解説―
今回は問題を解くにあたって、コバシがどのように読み進めていったのか、その方法も分解してご説明いたします!
※あくまで、一人の挑戦者の意見としてご拝読頂ければと存じます※
まずは、今回の問題です。
“Look at the following items (Questions 7-10) and the list of groups below.”
最初の文章です。
直訳すると…
「下記のアイテム(問題7~10)とグループのリストを見なさい。」
はい、見ましょう!
重要なのはその下です!
“Match each item with the group which first invented or used them.”
「どれが最初に開発または使用したのか、アイテムをグループにマッチさせなさい」
ここです! ここで抑えるべきは“FIRST”の文字を見落とさないこと!
“Write the correct letter A-E in boxes 7-10 on your answer sheet.
NB You may use any letter more than once.”
「答案用紙のボックス7-10に該当するレターA-Eを書きなさい
注意 一つのレターは1回以上使用することができます」
もうここまでくれば、問題の性質が分かりますね。
ちなみに…
NBとは、ラテン語で「nota bene」の略で、「注意せよ」という意味です。 By Cambridge Dictionary
今後問題でよく出てくる可能性があるので、覚えておくと良いかなと思います☆彡
ふーーー。
ここまで来て、ようやく問題の全体像が分かりますね。
問題7-10に書かれている物や事柄を最初に発明または活用した国はどこか、文章を読んで見つけ、該当する国のアルファベットを回答用紙に書く。同じ国がいくつか該当する場合もある。
そうなると、コバシの頭の中にはいくつかのキーワードたちが残ります。
そう、該当となる問題に出てくる言葉と、国の名前です。
ポイント③
問題から本文で着目すべきキーワードのアテを見つけるべし!
さぁ、次はいよいよ本文と対決です。

―IELTS Sample Test Practice 1 文章読解―
全文をここで和訳してしまうと、大変なことになりますので、今回は問題の解答につながる部分を抜粋してご説明していきます☆
まず初めにお伝えします。
コバシ、わかんない単語とか文、いっぱいありました!!
でも、満点取れるんです!
ポイント④
分からない単語や文は受け流すべし!
(Listeningの時にも言ってたやつ)
実は結構重要で、意外と難しいんじゃないかなって思ってます。
例えば冒頭の
“The invention of rockets is linked inextricably with the invention of ‘black powder’.”
「inextricably」ってなんじゃ? ってなりましたよ。えぇ。
でも、ぶっちゃけこの文章、この単語が無くても、なんとなく意味わかりますよね?
ブラックパウダーの開発がロケットの開発につながってるんだなー、って。
もちろん、単語の意味が分かるに越したことはないです。
でも、テスト本番でそんなところで躓いていては、時間がもったいない!
分からなくても、いいんです!(ド――――ン)
そして、問7にはblack powderを最初に開発または使用した国を答えろってなってたなぁ、と思いながら読み進めると…
“Most historians of technology credit the Chinese with its discovery.”
はい、答えキター!
問7の答えは、Aの Chinese ということになります。
ポイント③で言ったように、キーワードで拾うことが出来ると、解答への絞り込みが一気に楽になります。
続いて、問8 rocket-propelled arrows for fightingを最初に行った国を読み解きます。
こちらも、このキーワードを本文中に探せれば、文脈から答えが自然と分かります。
“Another weapon was the ‘arrow as a flying sabre’, which could be fired from crossbows. The rocket, placed in a similar position to other rocket-propelled arrows, was designed to increase the range.”
Another weapon ということは、この文章の前に別の武器を紹介していることが分かります。
このParagraph では、Chinese の武器の話をメインでしているんですね。
よって、問8 rocket-propelled arrows for fightingも答えはA Chinese となるわけです。
どんどん行きましょう。
問9 rocket as war weaponsを最初に行った国は…
本文を読み進めていくと、落とし穴のような表現にぶつかりました。
“It was not until the eighteenth century that Europe became seriously interested in the possibilities of using the rocket itself as a weapon of war and not just to propel other weapons.”
ほう。18世紀までヨーロッパはロケットを戦争に使うことに真剣に興味を示していなかった。
このように始まると、なんだかヨーロッパが18世紀以降に初めて使ったのかな?って思ってしまいそうです。
この後に続きがありました。
“The incentive for the more aggressive use of rockets came not from within the European continent but from far-away India, whose leaders had built up a corps of rocketeers and used rockets successfully against the British in the late eighteenth century.”
ここ!このハイライトしてるところが答え!
そう、答えはインドだったんです。
なんかズルいですよね。
Europeって言ったり、European Continentって言ったり、間にwithin付けてみたり…
騙されないぞー!!!
ポイント⑤
キーワードの変形バージョンにも着目すべし!
そして、いよいよ最後の問題、問10 the rocket launcherです。
これ、笑っちゃうくらい答えそのまま書いてました。(笑)
“The Americans developed a rocket, complete with its own launcher, to use against the Mexicans in the mid-nineteenth century.”
うん、答えはEのAmericans (´-ω-`)
長くなってしまいましたが、こんな感じでキーワードに注意して読み進めていくと、その前後に必ず答えに繋がるヒントが隠されているということです!!
―さいごに―
いかがだったでしょうか?
今回は問題をマルっと解説してみました!文章量多くてすみません!
今回コバシが体感したリーディングのポイントは以下の通りです。
- まずは問題(設問)の内容をしっかり把握すべし!
- 文章に対して何問問題があるのか、全体で把握すべし!
- 問題から本文で着目すべきキーワードのアテを見つけるべし!
- 分からない単語や文は受け流すべし!
- キーワードの変形バージョンにも着目すべし!
今回は全体的にヘビーでしたが、挑戦出来てコバシもすごく勉強になりました!
意外と楽しめた☆彡
今回の問題以外にもIELTS公式サイトにたくさん問題が載っていますので、興味がある方は試してみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コバシでした。
Lucia GrzeskiewiczによるPixabayからのアイキャッチ画像

バリューイングリッシュは英検1級を中心に英語資格対策に強いオンライン英会話学校です。少数精鋭のスキルの高いフィリピン人講師と一緒に英語のレベルをアップさせましょう。