皆さん、
明けましておめでとうございます。
バリューイングリッシュ学長の堀場です。
2015年の初日である今日この日にぜひとも心に留めておいてほしい英語学習の秘訣をお伝えしたいと思います
それは、「失敗せずに上達することなどないということ」
実はこの「コツ」徒然草に書いてあるんです。知ってました?この書物、物事の上達のコツが書いてあります。
700年前から、「芸事」の上達のコツって変わらないんですね。
どちらかというと効率良く芸事を習得できる私としても、本当にこの通りだと思います。
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以下現代語訳(徒然草 第150段)
これから芸を身につけようとする人が、「ヘタクソなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。
まだ芸が下手なうちから上手い人たちに交ざって、バカにされて笑われて、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば特別な才能がなくても上達できる。芸の道を踏み外したり、我流になることもないだろう。継続すれば、才能があるが要領だけよい者など超えて達人になることができる。人間性も磨かれ、、世間にも認められ、比類なき熟達者となれる。
今は「天下に並ぶもの無し」といわれている人でも、最初はヘタクソとなじられ、大変な屈辱を味わった。しかし、それぞれの道の教えに従って、これを守り、怠けることなく励めば、世の権威ともなり、指導者ともなる。これは、どの芸事においても変わらない真理である。
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さて、日本人はなぜ英語が苦手なのでしょうか?
それを象徴するかのような「論争」?が例えば以下のようなこと
A Happy New YearかHappy New Yearか?
興味がある人はぜひぐぐって見てください。
これ私も恥ずかしながら、英検1級でTOEIC980点にもかかわらず知りませんでした…
もちろんこういう細かなことも大事ですが、それで年賀状を書くのに30分余分にかかっていては英語など上達するはずがありません。
そんなことしているならば、100枚外国人に年賀状でも送って、これ間違ってるよ!と指摘された方が上達すると思うのです
バリューイングリッシュは、英検1級2次、IELTS、通訳案内士など国内外のトップレベルの英語試験での合格、得点アップに貢献できるよう
それらの講座をさらに充実させていこうと思います。
それと同時に、自然と間違えることが出来る、そして上達できるそんなカリキュラムがある学校を目指したいと思います
日本人が作った学校ですから、徒然草のような伝統も大事に、そして海外での経験も活かし、真のグローバル人材を育成していきたいと思っています
次は2014年2月21日(もう2ヶ月ないですね!)英検1級2次試験があります。まずは一人でも多くの合格者をだしたい考えています
最後に、某ドイツメーカーの新年の挨拶を添付しておきます。さてこれは正しいか正しくないか?
みなさんは英語だけできればいいですか?
英語で何かを世界に伝えたいのでしょうか?
失敗を恐れず、細かいことにはこだわらず今年も1年英語学習をがんばってまいりましょう!
→もちろん正解は、別にどっちでもいい。日本の文化に合わせて年賀状を送ってくれた、それだけで十分グローバルと思うのです。
1978年生まれ。名古屋大学卒業、米国の大学院卒業(原子核工学修士)。20代はGE、BCGといった一流外資企業でプロとしての成功を一途に目指す。現在ミネルバ大学大学院にて勉強中。著書「一生食える「強み」のつくり方」
外資時代、圧倒的なレベルを求められる超プロの世界にはついていけず、挫折。 30代になり大手メーカーに勤務しながらも、今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。
多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する力には定評(理系ながらTOEIC 980点)。近年では大学にてキャリア論の講義も担当。